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ピペッティングサンプル試験管

​細胞アッセイ

​細胞アッセイについて

 

細胞を使った分析は、基礎研究を初め医薬品開発や抽出物の評価など幅広い分野で実施されています。例えば細胞に対する薬剤の毒性を数値化したり、新規化合物の毒性や増殖活性を評価する場面で日常的に使用されています(細胞活性分析について)。研究用途では、細胞内のオルガネラの可視化やタイムラプスを用いた細胞動態の解析にも利用されます。弊社では各種細胞を用いた分析を行っています。お気軽にお問合せください。

​分析事例

 WST法による被検物のIC50値測定(細胞毒性)

 WST法による被検物の増殖活性測定

 タイムラプス解析

細胞毒性評価例

 

ケラチノサイト(角化細胞)に対する塩化ベンザルコニウムとバンコマイシンの毒性評価結果についてお示しします。塩化ベンザルコニウムは殺菌消毒剤として手の消毒用に0.05~0.1%濃度の溶液で使用されています。バンコマイシンはペプチド系の抗生物質で、MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症の治療などに使用されます。

​分析条件

細胞:ヒト不死化ケラチノサイト

細胞数:50,000 cell/ml

培地量:100 µl/ウェル

被検物溶液量:10 ul/ウェル

インキュベーション時間:24時間(37℃、CO2インキュベータ)

​細胞生存率分析:Cell Counting Kit-8使用

塩化ベンザルコニウム
バンコマイシン

​*濁りによる吸光度上昇あり

​タイムラプス画像

​ヒト不死化ケラチノサイト

4.5時間:5 minインターバルで画像取得

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