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ラクターゼ活性
分析事例
■ 菌類加工物
■ 加工食品
■ 機能性食品
ラクターゼはβ-ガラクトシダーゼの一つで、ラクトースのグルコシド結合を加水分解し、β-D-ガラクトースとα-D-グルコースに分割します。動物では腸上皮細胞に存在し、工業用途の酵素として酵母や麹から生産されます。

ラクターゼ活性測定法
ラクターゼ活性分析には発色基質として2-ニトロフェニルガラクトピラノシドが用いられます。酵素反応によって生じた2-ニトロフェノールの発色量から酵素活性を求めます。一般的な分析の流れを下図に示します。
基質水溶液(2-ニトロフェニルガラクトピラノシド溶液)
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←37℃に予熱
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←酵素液(被検体抽出物溶液)添加
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←インキュベーション
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←炭酸ナトリウム水溶液添加
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活性値変換(ユニット*/g、ml等)
*1分間に1μgの2-ニトロフェノールを生成する酵素量を1ユニットと定義。
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