top of page

LAMP法原理のご紹介

更新日:2022年11月9日

LAMP法原理のご紹介


遺伝子増幅法としてはPCR(Polymerase Chain Reaction)が有名です。シータス社のキャリー・マリスが発明者として1993年のノーベル化学賞を受賞しています。検出したい遺伝子配列の一部20塩基程度と、遺伝子の相補的配列の一部20塩基程度の二つのオリゴマー(プローブ)を組み合わせて、耐熱性DNA合成酵素でそれら配列の間の遺伝子領域を増幅する方法です。反応は60~70℃程度で行いますが、生じた二本鎖を一本鎖にするために95℃程度の高温で加熱する必要があるため、温度を変化させるサーマルサ